ナレッジマネジメントのSECIモデルで
暗黙知を
形式知にする「表出化」がありますが、
メタファー → アナロジー → モデルという流れが一般的に説明されています。
上記「組織能力の経営論」では
「
暗黙知を形式知に転換することは、表現することにほかならない。」(P15)
と書き記してあります。
メタファーを通じて、人間は知っている方法を新しい方法に結びつけ、知っているがうまく表現できないことを言語化し始める。
このようにメタファーは、知識創造における初段階のプロセスに働きかけるという意味で、極めて有効である。
→ 事物や考え方を融合させる。
そしてアナロジーでメタファーの矛盾を調和させる。
→ 矛盾を解決させる。
創造されたコンセプトを結晶化させ、それをひとつのモデルと具現化する。
→ 形のあるものに表現する。
これらが暗黙知を形式知に転換させるプロセスである。
一般的な
カウンセリングにおいても、特にロジャーズの来談者中心療法でも自己一致していないことをカウンセラーの支援において「意識化する」傾向がある。
カウンセラーは微妙な感情を微妙なりにメタファーを使ったり、感情のレベルに合った表現を返しながら
カウンセリングは進んでいくことが多い。
これは
知識創造における
暗黙知の
形式知化、すなわち表出化によく似ていると感じています。
先日の
ファシリテーションの研修会で「ファシリテーター」がメンバーの意識化されていることを言葉で表現させることがある、という話がありました。
私は場面によっては、これは必要な時もあるのかもしれませんが、本当は「無意識の意識化」が
ファシリテーションにも必要であると感じています。
コーチングでも
カウンセリングでも
ファシリテーションでも傾聴の大切さをよく言われます。
いずれも私は経験していますが、本来の傾聴はスキルであり、数時間や数日でできるものではないと思っています。
私も傾聴のトレーニングには
カウンセリングの学習の時に約1年を費やしました。
私が経験しました
コーチングや
ファシリテーションでの傾聴は傾聴にあらず、という印象があります。
本格的に
カウンセリングや臨床心理を行っている方は商業的な
コーチングをあまり認めない傾向があるようです。
私はその時々において両方が必要であると感じていますが、いずれの場面においても傾聴の大切さを痛感しています。
コーチングのトレーニングの時にはひどい人もいましたからね・・・
これは根本的なヒューマンスキルから学習の必要があると思いますが・・
話は飛んでしまいましたが、
知識創造プロセスの「メタファー → アナロジー → モデル」 と
カウンセリングや心理療法の「無意識の意識化」は共通するところが多いことを感じています。これからは傾聴を基本とした
「知識創造ファシリテーション」
が組織には必要なんでしょうね。応援お願いします → 人気blogランキングへ1日1回クリックお願いします → FC2 Blog Ranking
トラックバックURL
→http://kmarketing.blog120.fc2.com/tb.php/102-1f86b5b1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)