昨日は私が専門学校に勤務していたころの教え子の結婚式に出席してきました。
既に教え子たちも30歳を越え、家庭を持つ年代になってきました。
約10年ぶりに会った教え子たちは若さを保ちつつも、しっかりとした印象を受けました。
まあ、話をしてみますと昔の面影は多く残っていますが、私が学生時代に伝えてきたことを実感しているようにも思えました。

結婚をした教え子も今後さまざまな困難を乗り越え成長するとともに、幸せになってほしいと願っています。
結婚おめでとう
もうすぐ4月で新年度を迎えます。
現在は公私ともに忙しい毎日ですが、4月以降も相変わらず忙しい状況は続きそうです。
大学院のプロジェクト演習のテーマも決定し、それらに参考になる本を現在乱読している状況です。
同時に3冊くらいを並行して読んでおりますが、野中郁次郎先生と勝見明氏の著書「イノベーションの本質」は結構読みやすく、まるでプロジェクトXのような展開の本になっています。
13のケースを取り上げ、それぞれに「物語編」と「解説編」のパートで構成されていまして、非常に読みやすくなっています。
この本を私は昨年の8月くらいに購入していたのですが、ツンドク状態でありまして、ようやく最近になってから読み始めた本です。
この本の良いところはアカデミックなものが少なく、一般のビジネスマンがイノベーションを考え、自組織で活用するには大変参考になる良書であると思います。
今日はその中でも印象的であった「綜合力」について少し書き記したいと思います。
この本の中で弁証法が出てきています。
対立項をいかに止場(アウフヘーベン)し、統合していくか。新しい価値を追求する中で、対立項を統合しながらより高い次元のコンセプトをつくり上げ、それをもとにコア技術を開発する。
これはいわゆる「弁証法」と呼ばれる方法論です。
最近は何かと論理分析力やロジカルシンキングが注目されているようですが、注意すべきは、創造性は論理分析からは生まれず、弁証法によって生まれるということです。
弁証法(ディアレクテック)という用語は、ギリシャ語の「対話すること」「話法(言葉による思想の伝達)」に由来します。
創造的対話こそが弁証法にほかなりません。
このとき、対立していたものが止場され、統合されて、より高い次元の真実に至ることを「よろずなんでもあり」の「総合」と区別して、高次元でまとめるという意味で「綜合」と呼びます。
弁証法ではよく「正・反・合」というプロセスで展開すると説明されています。
多様かつ矛盾する知を綜合し、新しい知識体系をダイナミックに生み出しイノベーションを起こす。
このようにイノベーションの創出における弁証法の必要性を述べられています。
また綜合し、創造されたものを実践して初めてイノベーションを引き起こすことができるのであろうと考えます。
また最近ではベンチマーキングを行いますが、これは「守・破・離」の守に値することも述べられています。
ベンチマークだけでしたら守だけで終わってしまうわけです。
そこに基本から抜け出し、試行錯誤し自分らしさを発見する「破」、そしてまったく新しい独自の型を創造する「離」が必要なわけです。
このように考えると元来日本では知識創造を行える風土や習慣があったのではないかと思います。
それを変えたのはおそらく工業化における社会変化であると思います。
工業化社会において日本の産業界は成長を続けました。そこで大切なものを忘れ去ったのであると思います。
利益追求は企業における存続条件にはなりますが、目的にはなりえません。
今後社会変化による企業の価値観の変化では古来日本が持っていた大切な思想や考えを産業界に応用できる気がしました。応援お願いします → 人気blogランキングへ1日1回クリックお願いします → FC2 Blog Ranking
トラックバックURL
→http://kmarketing.blog120.fc2.com/tb.php/180-cf882a69
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)