今日久しぶりにキャリアカウンセラーのフォローアップの研修を行いました。
皆さん実務に追われ、大切な傾聴を忘れかけていました。
カウンセリングでもコーチングでもファシリテーションでも基本は傾聴ですね。
以前ファシリテーションの講座に参加した時にはそれぞれで傾聴のスキルレベルの違いに気付いたことがあります。
私はカウンセラーの傾聴トレーニングを1年間徹底して受けました。
しかしコーチングやキャリアカウンセリングでの傾聴はほんの数時間から多くても20時間くらいでした。
カウンセラーでの傾聴のトレーニングではその10倍の200時間くらいの訓練をしました。
コーチングでは質問が中心で正直に話せば本格的な傾聴ではないですね。
しかし相手を本当に思いながら傾聴をしていますと、自然によいコーチングができることも体験済みです。コーチングもそうですが、効率性を重視し、短時間に答えを見つけることに焦点が当たっている感じがします。今日の研修でも伝えましたが、傾聴の中に反射というスキルがあります。
反射には
1、事柄の反射
2、感情の反射があります。
最初は事柄でも感情でもオウム返しから練習をしますが、事柄はできますが、なかなか感情に反射ができない傾向があります。
感情の反射ができないとどうなるか?
それはクライエントが同じことを繰り返すことになります。また言い換えなどで別の表現を行うスキルもありますが、少し慣れ始めますとバイアスがかかってしまうことがあります。
ファシリテーションでも同じですね。
プロセスをデザインするには傾聴力が必要になりますね。
昨年プロセスデザイナーとして、またキャリアカウンセラー養成の分野で有名な香本裕世先生自身から出版のご案内を兼ねたメールを頂いた時に
「最近は押し付け型のエセキャリアカウンセラーが多くなっています、是非そのようなカウンセリングを撲滅していきましょう」
というような内容も記されたメールを頂きました。
私も感じていますが、最近のキャリアカウンセラーや産業カウンセラーはカウンセラーそのものを目指す、というより仕事のために取得する、という趣旨で取得される方が多くなっているような気がします。
それぞれの講座の時には傾聴や他のスキル取得のために懸命に努力されると思いますが、資格を取得した途端に大切な傾聴を忘れてしまうことが多いのが現実に多いと感じています。
コミュニケーションスキルとして大切な傾聴は今後私が目指す「創発の場」でも求められる大切なスキルであると感じています。
そしてスキルに留まることないメタスキルはもっと大切であると思います。
ダイアローグの時にも傾聴は大切であると思いますが、私が経験したワールド・カフェでは自然に傾聴ができる空間になる・・・言い換えれば一人ひとりが「ナチュラル・アクティブ・リスニング」ができるようなるということを体験しました。人間は人が話をしている時に自分で発言しようと思ったり、考えだしますと話が聴けなくなる・・・
まずは相手の、そして周りの人の話を聞ける耳を持つことがダイアローグにも必要であると考えています。
みなさんは人の話をどのように聴いていますか?
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